投資のための企業分析をするブログ

投資ははもちろん就活にも必須の企業分析をしていくブログ

セブンイレブンの商品といえば◆わらべや日洋HDの企業分析をしてみた

わらべや日洋HD(2918)株価情報

いろいろ指数などチェックしていきましょう。


わらべや日洋HDの株価 

f:id:tadanokarisuma:20191106215329p:plain

株価:1,903円

PER:86.97倍

PBR:0.76倍

時価総額:335.42億円

配当利回り:2.10%

 

2019/11/6のデータ

【スポンサーリンク】

 

 

事業内容

わらべや日洋株式会社は調理済み食品の製造、販売ならびに食品用材料の仕入れ、加工、販売を主に行う会社。特にセブン-イレブン向けにお弁当やサンドイッチ、惣菜などを製造し販売しており、その数は一日最大生産しています。原材料調達から商品開発、製造、配送までを一貫体制で行えることが強みとなっています。 

2016年9月から持株会社体制へと移行し事業を子会社のわらべや関西株式会社に承継しその後、「わらべや関西株式会社」が「わらべや東海株式会社」及び「わらべや北海道株式会社」を吸収合併し、現在のわらべや日洋株式会社へと変わりました。

主な販売先はセブンイレブンジャパンの加盟店及び直営店であり、セブンイレブンジャパンへの売上高は総売上の75%以上を占めています。そのため、セブンイレブンジャパンの業績にわらべや日洋の業績も左右されますが、特定の取引先への依存度が高いことをリスクと捉えながらも、今後とも大顧客との安定した取引を継続していく方針とのことです。

参考までに、こちらがセブンイレブンジャパンの株価の推移となります。

f:id:tadanokarisuma:20191106215325p:plain

 

わらべや日洋は中食業界ではトップクラスの企業でありますが、現在中食業界は、食品スーパー、惣菜専門店、持ち帰り弁当や事業所向け弁当宅配業者など価格・品質・利便性などをめぐって競合状態が激化している状態。独自の食材開発やコストダウン、海外展開の強化が求められます。 

【スポンサーリンク】

 


女性役員比率

役員8人中女性0人

 

主要株主

セブンイレブンジャパン 12.46%

日本トラスティサービス信託銀行 9.6%

大友アセットマネジメント 7.66%

日本マスタートラスト信託銀行 4.44%

大友啓行 2.96%

  

企業理念・社是

グループ理念

私たちは「安全・安心」と「価値ある商品・サービス」の提供を通じて、
お客様の健康で豊かな食生活に貢献します。

 

経営理念
お客様のニーズを追求し、変革を推進します。

コンプライアンスを実践し、透明性の高い経営を行い、社会から信頼される企業を目指します。

人を育て、働きがいのある、環境にやさしい企業を目指します。

 

株価の推移

10年チャート

f:id:tadanokarisuma:20191106215336p:plain

 

2年チャート

f:id:tadanokarisuma:20191106215321p:plain

 

売り上げ

2016年3月:2091.4億円

2017年3月:2143.0億円

2018年3月:2191.0億円

2019年3月:2156.9億円

純利益

2016年:14.2億円(25.6%)

2017年:22.8億円(23.8%)

2018年:20.9億円(25.0%)

2019年:6.1億円(24.3%)


2018年度末は大幅減益となりました・・・

2018年度末は前期比から約71%減の大幅減益となりました。これは、人件費や物流コストの上昇で採算が悪化し、またパートタイム労働者の賃金上昇などで人件費が膨らんだことから利益を圧迫がされました。

 

さらにマイナス材料か・・・

www.fukeiki.com

 

今後についてのまとめ

2018年度だけでなく、2019年3~8月期の連結決算も純利益が前年同期比25%減の6億7000万円となりました。減収ではあるものの、底からは脱却した様子ではあります。まの導入や従業員の配置見直しによるコスト減がいい影響をもたらしている様子です。日々の値動きが激しいので買い時が難しいですが、タイミング次第では買い時かもしれません。


2019/11/6のデータとなります

 

 

【スポンサーリンク】