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なぜ株価は下がった◆ユーグレナの今後を考えるために企業分析してみた

ユーグレナ(2931)株価情報

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それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

ユーグレナの株価

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株価:866円
PER:non
PBR:5.71倍
時価総額:804.76億円
配当利回り:0%
 
2019/11/8のデータ

 

ユーグレナの事業内容

www.euglena.jp


株式会社ユーグレナは、ミドリムシ(学名:ユーグレナ)を中心とした微細藻類に関する研究開発及び生産管理、品質管理、販売等を展開しているバイオベンチャーです。

行なっている事業は大きく3つ。
・ヘルスケア事業
藻類の一種である石垣島産ユーグレナを使用した食品、化粧品の製造、販売
・エネルギー・環境事業
藻類の一種である石垣島産ユーグレナを使用したバイオ燃料技術開発、環境関連技術開発
・地域活性化等
バングラデシュの子どもたちや難民、農家への支援、八重山地域でのスポーツ、教育支援や地域振興など


 
資本提携先事業会社(保有株式順)

・JXエネルギー株式会社

・東京センチュリー株式会社

・株式会社電通

・日本コルマー株式会社

・ANAホールディングス株式会社

・清水建設株式会社

・株式会社日立製作所

・伊藤忠商事株式会社 
 

女性役員比率

16人中2人

 

ユーグレナ 株価の推移

▼5年チャート

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▼1年チャート

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短期的には乱高下しておりなお下がる可能性がありますが、長期的には上昇トレンドです。

 

純利益の推移

2015年9月:4.7 億円

2016年9月:6.7 億円

2017年9月:7.8 億円

2018年9月:-12.6 億円

2018年9月:-97 億円

これまで着実に利益を積み上げてきたなか2018年、2019年決算では一転して赤字に。本業の健康食品の売れ行きが良くなかったことに加え、新規事業として取り組む航空機向けバイオ燃料の精製工場の投資額約63億円がかさんだ形になります。

ユーグレナの今後株価は上がるのか

ユーグレナは今後、伊藤忠商事とミドリムシの海外培養実証事業としてミドリムシの培養に適した海外候補地で、火力発電所に隣接するかたちで培養設備を設置し、火力発電所から排出される二酸化炭素や排熱を活用してミドリムシの培養実証を行っていきます。

また、幸楽苑HDとも共同で、サスティナブルな飲食業の実現に向けた、体にやさしく環境に配慮した取り組みを今後展開していくことを決定しており、健康意識の高まりのなかで人気化が期待されるほか、ユーグレナの展開力の広がりなども期待できます。

ユーグレナの時価総額の評価は、株式市場の期待が高すぎて買われすぎているという可能性がある一方、株式市場はこれらの企業の中長期的な成長をちゃんと織り込んでいるという見方もあるので見定めは投資家次第という形になります。