綜合警備保障(2331)株価は今後どうなる?企業分析してみました
いろいろ指数などチェックしていきましょう。
綜合警備保障の株価
株価:5,600円
PER:24.65倍
PBR:2.43倍
時価総額:5714.24億円
配当利回り:1.18%
2019/10/21のデータ
綜合警備保障の事業内容
綜合警備保障というと聞きなれないかもしれませんが、コーポレートブランドである「ALSOK」であれば聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。大きな3本の事業で経営が行われており、思っている以上に日常生活のいたるところで活躍をしています。待機所は全国に2,100ヶ所以上あり、業界トップクラスの数を誇ります。
セキュリティ事業(売上割合:78.8%)
機械警備業務
契約先に警報機器を設置し、通信回線により、侵入、火災、設備異常等の情報をガードセンターで遠隔監視し、異常事態に対して待機中の警備員が出動し対応する業務
常駐警備業務
契約先の施設に警備員を配置し、出入管理、巡回、監視、緊急時の対応等を行う業務
警備輸送業務
契約先の指定場所に現金、有価証券等の貴重品を現金輸送車や公共交通機関を使用して輸送する業務
綜合管理・防災事業(売上割合:14.2%)
設備管理、清掃管理、電話対応、リニューアルを含めた工事等のビル・マンション等の施設の維持、管理、運営や消防用設備等の点検、工事、飛行ロボットによる空撮サービスを行う業務です。また、災害対策用品やAEDの販売等があります。
介護事業(売上割合:1%)
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株価の推移
2年チャート
売り上げ予想
2016年:3818.18億円
2017年:4133.43億円
2018年:4359.82億円
2019年:4435.35億円
2020年:4650.00億円(会社予想)
業績は着実に伸びているのが推移からも読み取れます。介護事業が業績に与えるインパクトは少なく、セキュリティ事業の機械警備・常駐警備が屋台骨となっている現状です。このまま堅調に業績を伸ばし、2020年予想としても着実に積み上げる形となりそうです。
まとめ
ここ数ヶ月で伸び局面に入っており、現状株価は割高感が若干あるようです。
東証一部に上場している警備会社は、綜合警備保障のほかに、セコムとセントラル警備保障の2社があります。セコムは業界No.1のシェア率を誇る人気のホームセキュリティで、売上高・株価ともに一歩抜きん出ています。こちらにどう対抗していくのかが今後の株価上昇への鍵となるでしょうか。
2019/10/22のデータとなります
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